幼少期②

幼稚園入園後、しばらくは話せないことに加え、身体も硬く教室の隅でじっとして過ごしていました。食事も出来ませんでした。

 

しかし、先生や友達の関わりによって次第に周りの子と遊べるように。

声は出ませんでしたが、頷いたり、首を左右に振ることで「はい、いいえ」で答えられる質問には答えられるようになりました。

 

幼稚園で一口も弁当やおやつを食べれず残していました。

別室で母親(わざわざ昼休み仕事を抜けてきてくれました)と先生とお昼の時間を過ごし、それでもなかなか食べることは出来ませんでしたが、

とある日、なんのきっかけかは覚えていませんが、食べれるようになったのです。

次の日からは教室で普通に食べれるようになりました。

 

 仲のいい友達ができ、お互いの家で遊ぶようになりました。

その子とは家では話せるようになりました。

また、幼稚園でも他の子に聞こえない程度の声で話すようになりました。

幼稚園の外であれば、少人数のときは普通に話していました。

 

自分を表現することも苦手でしたが、この頃から徐々に非言語コミュニケーションでやりとりできるようになってきました。

しかし、家族と数人の友達を除き、話すことだけはどうしても出来ませんでした。